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オトナとルール

私の中学時代は、全般的に中学、高校が荒れていた時期でした。スカートの長さや前髪やスタイル、靴下の長さにいたるまで、かなり厳しい内規があって、先先が校門に立ち遅刻者を厳しく取り締まる、というのがあたりまえの風景。

ところが高校は、「制服を着る」という決まりごと以外はほとんど校則らしい校則がないのが伝統であり、自慢でもあった公立学校。その規則がない開放感と規則を作らせない、という自律の精神をなんとなく誇らしく思ったものです。

ところで今の学校ってどうなんでしょう?化粧とかガンダム靴下とか遣りたい放題になってるので、校則を設けるのは流行らないのでしょうか。


と、ここまでが余談。


さて、先日のはてなの社長ブログ「jkondoの日記」で、休みのとりかたについて興味深い記事が掲載されました。

はてなでは先月から土曜日と水曜日の好きな方を選んで休むことができる週休2日制を導入しました。それまでは土・日と休む日が決まっていましたが、それを選択性にしたのです。


弊社社長は「ミッションを達成することが目的であれば、勤務時間や出社時間などは自己管理でフレキシブルに運用してもかまわない、オトナなんだから。」という信条の持ち主です(かなり私個人の異訳がはいっているかもしれませんが)。

が、理想と現実の差は大きい。ものすごく自分に厳しい人もいれば、自己管理が苦手なひと、なかば確信犯的にズルをする人、なんていう人もでてきたりして、ルールを緩く、曖昧にするほど、個人のモラルや人間の器(っていったら仰々しいですが)といったものが垣間見れたりします。


会社のルールは、もちろん細かく規定ぜず、各個人の自律を尊重して、臨機応変にその場その場に応じて最善の行動がとれるよう促すこと、が理想ではないかと思います。けれど、やっぱり「人とは弱いもの」。それを認識して、その弱さを克服するもしくは制御をサポートする、という意味である程度のルールはやはり必要なのかな、と理想と現実の間で悩んでみたりします。


ちょっと、近藤社長のおっしゃりたかった「息継ぎは多いほうがいい」というテーマからそれたコメントをしてしまいましたので、テーマに沿った話をすると、

フランスでは、水曜日と土曜日は学校が半ドンになるので、子供との時間を大切にできるよう、会社も水曜日と土曜日を半ドンにする、という企業がけっこうあります。
日本の一般企業の週休二日制の場合、1週間のうち2日まとまった?休みがとれるので1週間単位でみるはメリハリがきいてますが、年間を通してみると、長期休暇がとれる機会は少なく、わりとずーっと休みなく働いているような気分です。


フランスの水曜・土曜半ドン出勤は1週間のサイクルでみると、あまりメリハリの利かない生活サイクルになりますが、夏とクリスマスにバカンスという名の長期休暇をどかーんととれるので、1年をとおしてみるとかなりメリハリがきいている。長期休暇のおかげでリフレッシュもしやすいのでは、と想像します。


日本の休暇制度になれていると、週2日のまとまった休みがとれないのは不満じゃないかしら?と思ったりしましたが、近藤社長のお話をみていると、週中にわけて休みをとるという方法は、日曜日の「サザエさん症候群」や月曜日の午前に鈍くなった頭の回転数を無理やり上げる苦行、といったことも回避できるという、よい効能が期待できそうです。


…というわけで、はてな方式も、フランス人なみに年に2回の長期休暇が取れる、っていうのが前提かなー、なんてと思った今日のスタッフなのでした。

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