美しい風景をみて写真をとったとき、あとで撮った写真をみてみると、自分が見たほど綺麗に写っていないことがよくあります。目は自然に、不要な情報をカットして、見たいものだけ見るようにできている、とか。なるほどそうかもしれない、と認識させられる事例のひとつです。

さて、上の画像は、ソネットが昨日リリースした「Blog Keyword Visualiser」の画面の一部。「スクリーセーバーにしたい!」!と思うくらい、ポップなトーンがかわいい画面。既にダウンロードした人も多いのではないかと思いますが、なかなか素敵なソフトです。
最近のブログの話題はやはり「ライブドア」に関する書き込みが中心で、「Blog Keyword Visualiser」でも「ライブドア」のまわりにたくさんの色の塊ができていました。その他の情報の塊は、「コニカミノルタ」。カメラ事業撤退についてたくさんのブロガーが語っています。また、「山田孝之」「綾瀬はるか」の白夜行ネタなどTV番組の話題も大きめのグループを作成…と、ざっとこんなことが、このツールをとおして把握できます。

↑ライブドアのまわりにいろんなキーワードがくっついてる
Blog Keyword Visualiserが素敵!とおもう理由;
1.ブログで話題になっている記事からキーワードを抽出。どのようなキーワードと一緒に出現しているか、関連するワードを紐つけて表示
2.社会、経済、スポーツ、ビジネスなど、カテゴリ別の起点があり、次々と記事が生まれてくる様子が、ビジュアルで表現されている。どのジャンルの記事が多く発信されているか、を視覚的にとらえることができる。
3.全体を俯瞰したり、局所的な話題を詳しくみたりできる。話題性が高いトピックは、塊になって表示されるので、その塊をポイントアウトすることで、何が話題になっているのかひと目でわかる。
4.俯瞰したとき、トピックは色のついた点の塊で表現されていて、ポイントアウトしないと何が話題になっているかテキストで表示されない。手当たり次第にポイントアウトすることで、まったく関心のないトピックとの出会いがあり、ついつい中身をみてしまう。
残念なのは、対象となっている記事が古い(2,3日前が多い、仕様?)のと、ある程度時間がたつと情報がリセットされてしまう。一度に解析対象となるブログ数が少なく、どこのブログを対象に解析しているのかもわからないので、情報としての迫真性がないところが面白味にかける。でも、テストリリースであることを考えれば十分楽しめます。
さて、本題。(前置きが長くてすみません)
たとえば「ライブドア騒動」について。このツールを通じてさまざまなブログサイトを読ませていただきましたが、マスメディアの報道とは対極をなすトーンの記事が多いように思います。ブログユーザーが、若い世代中心で、ITサービスに慣れ親しんでいて、ライブドアにも親近感をもっているから?
ブログユーザーは主に不正は許せないとしながらも、ライブドアが狙いうちされたのでは?といった同情的論調が多い。逆にマスメディアのように、悪いことは悪いのだ!徹頭徹尾批判的な論調のものが見つけにくい。
→最新の「ライブドア」ブログ検索結果を見る
そういう意見はブログでは発信しにくいのか、そういう意見を持つ人はブログで発信する意味を感じていないのか、ブログユーザーにそういう意見の人はいないのか、よくわかりません。
ただ、これまでマスメディアでしか得られなかった「街の声」(テレビでは、新橋のSL広場前でのインタビューが定番のようです)が、マスメディアというフィルタリングを介さずに、ブログというあらたなメディアから直接得られるようになりました。ワクワクします。
さて、そのときに、どれだけ自分自身のなかに偏ったフィルターを作ることなく、情報を取捨選択できるのか。
これからますます各個人の読解力が重要になってきそうです。
ブログサーフィンしていて興味深いコメントを見つけたのでご紹介します
もう絶対に許せない!マネックス - ちょーちょーちょーいい感じ
名まえも顔もしっかり出して、言いたいことを主張しています。その姿勢が男前です。(実際男前ですが)
ニュースを読む時はフィルターを意識する - 室内楽部な生活
多くのブロガーの思いを集約した意見のように思えます。