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2007年11月26日

セカンドライフのハローワーク

 今回は、セカンドライフ内のハローワークを紹介したいと思う。ここは、現実世界のハローワーク
と同様にセカンドライフ内での仕事の求人が紹介されている場所で、日本人居住区MagSL Tokyoのsugamo(http://slurl.com/secondlife/sugamo/111/74/022)に設置されている。


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ハローワークは色んな職業の求人が紹介されている


 平日10~18時(日本時間)には、受付スタッフのSaryuna Amatさん(以下、Saryuna)が常駐しているので、彼女に話を聞いてみた。

フレ男:「そもそもこのハローワークを建てられたきっかけは何なのでしょうか?」

Saryuna:「セカンドライフ内で仕事を探すのにどうやって探せばよいのかわからないという声を聞いた時に、仕事を募集している人と希望している人を結びつけるものがあってもいいのではないかという考えから、去年の冬にこのハローワークは建てられました」

フレ男:「一日に何人ぐらいの人が訪れるのでしょうか?」

Saryuna:「だいたい30人ぐらいです。この人数よりも下回る日もありますが」

フレ男:「求人広告を見る限りでは、ショップやバー、カフェの店員、イベントスタッフが目立ちますが、やはりこれらの職業を募集されている企業さんが一番多いのでしょうか?」

Saryuna:「ショップやバー、カフェの店員とか、あとは建物やアバターの服などのオブジェクトを作成するクリエイターとかですね」

フレ男:「なるほど、ちなみに平均的な時給や月給ってどのぐらいなんでしょう?」

Saryuna:「募集されている企業によってまちまちなので、平均的な時給や月給では申し訳ないのですがお答えできないです。仕事によってチップの場合もあるし、固定給の場合もあります。たいていの企業が給料は要相談になっているのでこちらでも詳細はわかりません」

 現在、ハローワークに掲載されている求人広告を見る限りでは、オブジェクトを作成するクリエイター職の給料の相場は数千~1万L$となっており、募集している企業によって給料の支払いは月額払いや出来高制といろいろだ。一方、ショップ、カフェ、バーの店員は、出勤時間がシフト制もしくは自由とする案件が多いため、給料はチップや時給制となっているものが目立つ。どの職業も大抵L$で給料は支払われるが、中には日本円で支払われるものもある。


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受付スタッフのSaryuna Amatさん


フレ男:「セカンドライフをはじめたばかりの初心者向けのお仕事とかあれば教えてほしいのですが?」

Saryuna:「初心者を採用してもほんの好奇心からはじめる方が多くて、すぐに辞めてしまうので雇用されている企業の方が大変苦労されています。だから、『初心者向け』と求人広告に書いてあっても、少しはセカンドライフに慣れた方が対象だと思います」

フレ男:「確かにチャットと3Dの操作に慣れないと厳しいものはあるかもしれませんね。広告に『初心者』と書いてあってもセカンドライフ歴2ヵ月程度の方が対象となるのでしょうか?」

Saryuna:「まあ、だいたい1ヵ月ぐらいの方からだと思うのですが、それも人それぞれです。チャットする際のタイビング速度が速かったり、コミュニケーション能力がある方はすぐに採用されると思いますよ。基準も応募している企業によってまちまちですが」

フレ男:「セカンドライフ内の住人に一番人気の職業は何ですか?」

Saryuna:「一概には言えませんが、店員などはすぐに決まってしまうことが多いですね」

フレ男:「現実世界でも店員経験のある方が優遇されるのでしょうか?」

Saryuna:「どうでしょう。結局はチャットによるものですから、チャットでの会話ができれば問題ないかもしれません。でも、それも全部雇用される方の基準になりますね」

フレ男:「じゃあ、面接もセカンドライフ内でアバター同士がチャットして行うのでしょうか?」

Saryuna:「はい、そうですね。ほとんどがそうだと思います。だから、まったくの初心者の方は、最初は人の集まるキャンプなどで、ほかの住人とコミュニケーションを取りながらセカンドライフの操作に慣れてから、お仕事をはじめることをお勧めしますね」

 今回のインタビューでわかったことは、チャットに慣れないとセカンドライフ内で仕事を続けていくのは難しいということだ。確かに、求人を見る限りでは、ほかの住人とのコミュニケーションが成立しないと仕事にならないものが大半であった。また、クリエイター職に関してもPhotoShopなどのデザインソフトを操作できるスキルがないと仕事にならないだろう。現実社会でも仮想現実の世界でも仕事はそう簡単には見つからない点は全く一緒なのだと思った。

2007年11月19日

セシールで小遣い稼ぎ

 現在、私は一銭もL$を持っていないため、今回はキャンプでL$を手に入れることにした。キャンプとは、一定時間滞在するとL$がもらえる場所のことである。セカンドライフ内にはこのような場所が至るところにあるのだが、その中でもレートがよいと評判のセシールのセカンドライフ支店(http://slurl.com/secondlife/ginza/95/184/31/)に行ってみることにした。

 各企業がセカンドライフ内に支店を出展しても、なかなか人を集めることができずに苦労している中で、セシールはログインユーザーが少ない昼間でも常に人がいるとのことだ。人気の秘密は、どうやらレートの高いキャンプを設けていることにあるらしい。私も早速体験してみることにした。

 セシールのセカンドライフ支店には特設ステージがあり、そこでモデルキャンペーンを実施している。どうやらこのキャンペーンが噂のキャンプらしい。私が到着したときには、すでに5、6人ぐらいの住人がいた。


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セシールの特設ステージ


 私もこのキャンペーンに参加するため、ステージ右下にある看板の説明を読んでみた。無料のモデル専用衣装を着て、ステージの上で15分間ポーズをとると10L$もらえるとのことだ。専用の衣装に着替えてステージの前の列に並ぶことにした。


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男性用のモデル衣装はシックな黒のスーツである


 自分の順番が来てステージの上でポーズをとってみた。現実世界だったらモデルのバイトなどする機会は生涯ないと思われるため、仮想現実ならではのバイトだなあとつくづく思った。抜きん出た美貌とスタイルを持っているのなら話は別なのかもしれないが、残念ながら私はどこにでもいるごく普通の容貌だ。

 15分間ただ突っ立っているのも暇なので、ステージの隣にいた住人にいろいろと話しかけてみた。途中まではフレンドリーな雰囲気で話が弾んだが、私が「フレッシュアイの記者」であることを名乗ると、いきなりL$での情報提供料を要望されたのには少し面食らった。以前、取材した住人はとても親切であったため、改めて現実社会と同様に仮想現実の社会もいろんな人がいるんだなあと実感した。

 時間が過ぎて10L$を手に入れたので、セシールの店内を見学することにした。2階建ての建物で、1階は大きなディスプレイが設置されていたが、現在は何も映像が流れていない状態だ。そのほかには、セシールが発行しているカタログが展示されていて、クリックするとデジタルカタログのサイトへ飛ぶようになっている。一方、2階はまだ何も設置されていない状態だった。今後、何かを設置もしくは展示する予定なのかもしれない。

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セシール・セカンドライフ支店1階


 今回、手に入れた金額はたったの10L$なので、まとまったお金を手に入れたいのなら、セカンドライフ内のハローワークにでもいって仕事を探した方が効率がよいだろう。しかし、こうしたキャンプには人が集まるので、ほかの住人とのコミュニケーションを楽しむ意味で活用するのはいいかもしれない。もちろん、「塵も積もれば山となる」という言葉が示すように、まめにキャンプを活用してコツコツとお金を貯めていくというのもひとつの考え方だ。

2007年11月12日

フリーショップ「FULL PERM STORE」

 前回、日本人専用島「メルティングドッツ・ウォーカー」で出会った住人たちの勧めにしたがって、今回はフリーのショップでアバターの服を変更することにした。

 教えてもらったいくつかのショップに足を運んでみたが、どこのショップにいっても圧倒的に女性用アバターの服が目立った。その中でも一番商品が多かったSIM「Chromex」(http://slurl.com/secondlife/ Chromex /188/162/24)の「FULL PERM STORE」というフリーショップで服を探すことにした。

 SIM全体がショップとなっていて、壁一面に服、ピアス、ネックレス、腕時計などのアクセサリーや家具などありとあらゆる商品が並べられていて、すべての商品を見て回るのに一日では終わらないほどの品数の多さであった。


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男性用アバターのTシャツ

 山のようにある商品の中からようやく男性用アバターの服を見つけた。自分の現実世界での年齢からいってスーツにしたかったのだが、Tシャツ、ジーンズやスニーカーなどのカジュアルなものが大半であった。男性用タトゥなどもあり、仮想現実の世界なので思い切って購入してみようとしたが、自分の柄には合わないため眺めるだけにしておいた。逆に女性はカジュアルなものからパーティ用ドレスまでとありとあらゆるものが売られていた。

 これらの商品のほとんどが無料である。中には一部有料のものもあるが、5~30L$(日本円に換算すると2~15円程度)で購入可能だ。現実世界では考えられないほど格安な料金である。仮想現実ならではの物価だなあとつくづく実感した。

 結局、いろいろ見て回った結果、無難なポロシャツとブラックジーンズと黒いスニーカーにした。初期設定の白いTシャツにブルージーンズといった味気ない格好よりかは、少しはましになったはずだ。


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服を変更する前の姿

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服を変更した後の姿

 今回、フリーのショップを訪れてわかったことは、仮想現実の世界でも現実世界と同様にファッションの主役は女性であるということだ。成人サイトなどを訪れればまた別なのかもしれないが、セカンドライフを楽しむなら男でも女性アバターで登録した方がより楽しめるような気がした。

2007年11月05日

日本人専用島 「メルティングドッツ・ウォーカー」

 「メルティングドッツ・ウォーカー」は、日本人ユーザーがわかりやすく、簡単にセカンドライフをはじめるためのチュートリアル設備が設けられたSIMだ。

 まずは、通路に描かれている青い矢印に従って進みながらSIMを散策することにした。通路の両脇には、「チャットの仕方」や「空の飛び方」などとそれぞれの基本動作の説明が記された看板が立てられていた。これはすでにオリエンテーションアイランドで学んだことなので、目を通さずにそのまま進むことにした。

 矢印をもう少し進むと、オリエンテーションアイランドでは学ばなかった「友達の作り方」や「オブジェクトの作り方」、「セカンドライフ用語辞典」などの看板があり、これらはとても参考になった。人によるのかもしれないが、私はオリエンテーションアイランドで練習するよりも、「メルティングドッツ・ウォーカー」のチュートリアルの方が詳しくてわかりやすかったため、おそらく最初からここで操作を覚えた方がきっとセカンドライフの生活に早く慣れたのでは? と思った。参考までに「セカンドライフ用語辞典」は、以下のようになっている。


【セカンドライフ用語辞典】
SIM:リンデン・ラボ社が提供する土地のこと。土地の大きさは256m×256m
プリム:セカンドライフ内の物体の最小単位のこと。オブジェクトと呼ばれることもある
サンドボックス:物作りのために自由に開放されているスペース
スキン:アバターの外見の中で肌や爪の色などのこと
レジデント:セカンドライフの住民のこと
ファーストライフ:現実世界のこと。リアルライフとも呼ばれる。
レズ:アバターがテレポートしてほかの土地に出現することや、「持ち物」の中から物を出すこと


 通路の矢印が消えた先には、リンデン・ラボ社が運営しているフリー(無料)のアイテムバザーや、代表的な日本人居住区へテレポートできる看板が設置されてあった。しかし、地図で確認する限りでは、このSIMには人がいるので住人と会話してから、ほかのSIMへテレポートしたかったので人のいる場所へ向かった。

 人のいる場所へ向かう途中に、「初心者必携! 無料配布中【はじめてアピールセット】」と描かれた看板があり、日本人ユーザーで初心者であることを示すマークを無料で手に入れることができたので早速つけてみた。すると、頭の上に日本の国旗と初心者マークが表示されるようになった。かなりかっこ悪いけど、この世界に慣れるまではこれを身に着けることにした。


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 住人がたくさんいる広場へとたどり着き話しかけてみた。話かけると10人近くの住人から一度に話しかけられ、最初は誰が話しているのかわからなくなり混乱したが、みんなとても親切でいい人だった。私がフレッシュアイの記者で記事を書くためにセカンドライフ内を散策していることを伝えると、フリーのショップやキャンプといって一定時間その場にいるとお金を稼ぐことのできる場所などを教えてくれた。

 30分ほどほかの住人と雑談して、写真撮影をお願いすると快く承諾してくれた。しかも、撮影のために着替えてくれた人もいてありがたい限りだった。


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 ほかの住人との会話の中で服を変えることを強く勧められたため、次は、服やアクセサリーなどが無料で売っているショップに行くことにした。これからどんな格好へと変化していくのかがとても楽しみだ。

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