ビジネス版 悪魔の辞典より
本日の引用は、
山田英夫: ビジネス版 悪魔の辞典 増補改訂版, 日経ビジネス人文庫, 2007
より。
【社内便】 多くの企業で、二月のチョコレート運搬を禁止された物流システム。東芝でもそうでした。
【人事考課】 (1)先に順序をつけてから、各人に評点を書き込む作業。 (2)好き嫌いや印象を定量化する高度な作業。
【ISO14000】 多数の書類を作成し、保管し、毎年データを測定し、査察を受け、 多大な認証料を払っても、この会社は潰れなかったという証拠のマーク。
【プロジェクトチーム】 (1)既存の組織が、いかに環境に適応していないかを示すもの。 放っておくと、会社中プロジェクトチームだらけになる。 (2)忙しい社員を、より忙しくする仕組み。
【フィージビリティ・スタディ】 (1)乗り気のしない人が書くと、ダメな理由が百も書けるもの。 (2)やる気十分な人が書くと、 いくつかの仮定がすべてうまくいった場合の状況が書かれているもの。心に沁みる。私はサービス企画者としてどうしても(2)の傾向があるので、 実際にものを作る人々に多大な迷惑をかけているかも知れない。 オプティミスティックでないとベンチャーなんてできないのだろうけれど。 (「オプティミスティックと無謀はちがうんじゃい」と反論されそう)
【データ・マイニング】 「紙オムツを買った男性の多くは、ビールも一緒に買う」 という見ていれば誰にでもわかることを、コンピュータを駆使して発見すること。
【博士号】 (1)博士号をもつ研究者を多数擁しながらも成果が出ない状況を、 「ドクタースランプ」と呼ぶ。 (2)唯一の効用は、「博士号を取っておけばよかった」と思わなくてすむこと。2000年1月に英ケンブリッジ大学に留学。 このときのオフィスは3人部屋で、自分の机の両隣はドクターコースの女性だった。 そして2000年3月に博士号授与式のため日本に一時帰国。 ケンブリッジに戻ってみると、待遇が変わり私には一人部屋が用意されていた。 さてどちらの待遇が幸せだっただろうか。
【海外出張】 マイレージを貯めるために、自ら発案する不要不急の用事。 なぜか土日にかかるケースが多い。 また、カニの季節になると上海への出張者が増えるなど、季節要因もある。
【直帰(NR、直退)】 終業時刻を早めるための工夫。 合コン、スポーツ観戦、コンサートなどに利用される。そういえばバレンタインデーにはThe Policeのコンサートに行ってきます。 ちなみに外出・直帰ではなくちゃんと(?)休みを申請してあります。



