エイドリアン、モーガン・フリーマン、カブトムシ
2004年に公開され話題となった映画Million Dollar Babyを、この間ケイブルテレビで初めて見た。
普段「ベビー」を「ベイビー」と表記して社会不適応気味な私だが、
邦題の「ミリオンダラー・ベイビー」を見て少し安心した。
この場合のMillion Dollarはこれ全体で形容詞化しているので(従ってmillion dollarsになっていない)、
「ミリオン・ダラー・ベイビー」という表記よりも「ミリオンダラー・ベイビー」のほうがしっくりくる。
で、この映画だが、ボクシングの話らしいということ以外なんの予備知識もなしに見た。
「エイドリア~ン」という展開を予期していたので衝撃を受けた。
それにしてもMorgan Freemanのナレイションは素晴らしい。
一時期レイザーラモンHG(元気?)が彼の名前を連呼していたのも頷ける。
Morgan Freemanと言えば映画War of the Worldsでもナレイションを担当していた。
ちなみにH.G.Wellsの原作は頭に定冠詞がついたThe War of the Worlds。
それで思い出したが、Yoko OnoがThe BeatlesのことをいつもBeatlesというので、
Paulがいちいちカチンと来ていたという話を聞いたことがある。
たしかにTheがないと尊厳が損なわれて、なんとなく「たまたまそこに居合わせたカブトムシ」のような感じがする。
もちろんこれはYoko Onoが日本人だからで、悪意はなかったのだと思うが。
ところがなんと、John Lennonまでもが、ソロになってからのGodという曲で
"I don't believe in Beatles"と歌ってしまっている。
The Beatlesの定冠詞は否定文においては省略可能ということか。



