« FIT2007査読者への反論 | メイン | 世界初リーク:学会ネタ3つ »

式部と政宗とシーモネーター

Pittsburghで買ったThomas HarrisのHannibal Risingを読み終えた。
Hannibal the Cannibal(人食いハンニバル)の人格形成の過程を描いた単純明快なストーリーで楽しめた。
Hannibalの出身地は、この間行ったチェコからそう遠くないリトアニアである。

しかし。

Hannibal少年に手を差し伸べようとする若く美しい日本人の叔母。
その名前がなんと「紫式部」である。
日本語訳では「紫夫人」で通しているようだが、原作ではHannibalへの置き手紙に「紫式部」と署名し、
訪ねてきた警察に対して「紫式部です」と堂々と名乗っている。ぷっ。
ちなみに20世紀の話である。

おまけに、彼女の祖先には「伊達政宗」という武将がいる。
Hannibalは「政宗殿」の刀を借りて犯行に及ぶのである。ぷぷっ。

日本人のアドバイスを受けながら書いたらしいが、もう少し勉強して欲しかった。

関係ないがHannibalの母親の名前はSimonetta。シモネッタ。
シモネタと言えば、「紫式部」はパリの市場で、日本人女性に対する根本的な誤解に基づくシモネタ被害を受ける。
シーモネーターの私でもちょっとここには書けない内容である。
日本人女性は美しく従順で献身的で謎に満ちているというイメージをもつ西洋人は今も多い。

日本人男性のイメージはどうかというと、冗談が通じない、主体性がない、七三分けで黒縁眼鏡で首からカメラをぶら下げている。
欧米では徹頭徹尾もてない。私だけか。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mvt.fresheye.com/mt/mt-tb.cgi/641

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

2008年04月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

プロフィール


「ニューズウォッチ」「フレッシュアイ」の名付け親。情報検索の研究者。工学博士。
2000年~2001年、英ケンブリッジ大学客員研究員。TOEICスコア985点。
2007年1月(株)東芝を退職。2月より(株)ニューズウォッチ自然言語処理研究室室長。
個人ホームページ
フレッシュアイ 社長ブログ