アムステルダムの馬
ホテルKrasnapolskyの朝食はこんなところで食べる。

しかし朝食ビュッフェ25ユーロ(1ユーロ170円くらい)という価格設定はやめてほしい。
たしかにホテルの立地条件は最高である。目の前はこのダム広場と王宮。

アムステルダムの牛の店の前に、アムステルダムの馬登場。

と思ったらハイネケンを運ぶ馬! さすがオランダ。

SIGIRの出し物。映像を流しながらギターやベースを弾くマルチモーダルなソロアーティスト。
正体はブルース・ウィリスだと思うのだが、オランダ語で歌っていた。おもしろかった。

SIGIRのbanquetの様子。

さて、以下、検索メイニアック的レポート。
「Web IR 1」のセッションでは、グーグル、ヤフー、マイクロソフトの発表がこの順番で行われた。
座長のDavid Hawkingは「この発表順に特に意味はありません」と言っていた。
正直言ってグーグルの発表が一番おもしろくなかった。
Web検索における同一内容のページを判定する(duplicate detection)という比較的小さな話。
この直後にヤフーの発表者が、
We already solved the duplicate [detection] problem.
(うちの会社は同一ページ検出の問題なんて解決済だから、違う研究課題について話すよ)
とぼそっと言ったのがおもしろかった。
Banquetで得た情報。
過去30年間のSIGIRの論文(フルペイパーのみ)に関する統計情報がいろいろ紹介された。
過去30年間で、日本からの論文発表は25件しかないそうである。
うち私が関わった論文は
Jones/Sakai/Kajiura/Sumita SIGIR'98
Sakai/Sparck Jones SIGIR 2001
Sakai SIGIR 2006
Sakai SIGIR 2007
の4本。これとニューズウォッチ取締役の三池さんの論文
Miike/Itoh/Ono/Sumita SIGIR'94
を合わせると、日本のSIGIR論文の20%はニューズウォッチ関係ということになる。
以上自慢話。
過去5年間、フランスの論文がSIGIRに採録になったことはないそうである。
論文発表がダントツで多いのはもちろん米国だが、
中でもBruce Croft教授の名前が入っている論文の件数はなんと44本。
次点がJamie Callan教授の21本だそうだ。
優秀な研究者をばんばん輩出しているということ。
また中国も発表件数ががんがん増えているが、
北京にあるMicrosoft Research Asiaの貢献が大きい。
SIGIRの論文タイトルで使われている語彙を統計処理して「死語」を割り出したところ、
bibliographic, computer, database, recordなどが浮かび上がったそうだ。
反対に、トレンド語としてはclassification, TREC, question answering, cross-language, latent semanticなどが浮かび上がったというが…
最早トレンド語という感じではないなあ。



