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お久しぶりで御座います。

随分長い間更新できず、かなりの数の友人から、ブログを更新出来ない位忙しいのか?、もしかすると病気なのか?等色々お問い合わせを頂いた。

確かに、新年明けてから、色々色々色々...あって落ち着かない日々を送っているのは確かだ。でも、そんな事を言えば、余裕綽綽で、葉巻をくゆらせてふんぞり返っているような状態になった事は、今まで一度もないので、忙しいからブログを書かなかった訳ではない。

多くの人に読まれるかもしれない場で、文章を書く事が急に怖くなった...というのが、真相。「文は人なり」というように、文章には、その人となりが、割りと極端な形で表現される。浅い人間は、より浅く、愚か者は、より愚かに...そう考えると、元々劣等感の塊である俺などは、怖くて何も書けなくなってしまった。

とはいえ、このままではいけない...と勇気を振り絞って書きます。

以前、小学生1年生位のころに、西洋館に迷い込んだ淡い記憶がある…と書いたことがある。確かに記憶はあるのだが、そんな西洋館は、存在しないし、夢でも見たのではないか?と母親には言われる始末…という話。

今年の正月、中学・高校の友人と飲んだときに、彼から封筒を渡された。何かと思って、開けてみると、数枚の写真が入っていた。何と、あの西洋館が写っているではないか。

彼の話を聞くと、高校生のときに、我々二人は、この洋館を探しだした上に、門をよじ登って、敷地内に無断で忍び込んだらしい。実際、彼も、正確には何時、何のために、どういう経緯で、カメラを持って、その洋館に忍び込む事にしたのか?全く記憶にないらしい。

実際のところ、俺は、高校生のときに、忍び込んだ事自体忘れていたし、写真を見た後、色々思い出そうとしてみたが、記憶の切れ端にさえ行き着かなかった。

それにしても、7歳の記憶は確かなのに、16、7歳の記憶が全くないとは???

7歳の子供の前に、突如出現した赤いレンガでできた玩具のような館と、その背後にある鬱蒼とした森は、色々と知恵をつけた高校生の目を通した像とは違い、夢のように素敵で妖しい空間だったのだろう。

46歳になった今みたら、どんな気持ちがするのだろう? 友人によれば、この館は、取り壊されて、嘗て建物があったエリアには、何の面影もないそうだ。残されたのは、数枚の写真のみ。俺と彼とは、しばし沈黙して、写真を見つめるのだった。

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