自民党総裁選など
福田首相がいきなりの退陣。
マスメディアは、問題山積みのときに政権を投げ出した等と批判を浴びせた。安倍内閣のときも、そうだった。街頭インタビューでは、町行く人々は、無責任だとか、政治に不信感を持つとか、異口同音に回答するのも、もう見慣れた風景だ。
でもさ~、日本という国は、有史以来ずっと問題山積みなのだ。問題が解決するまで首相を辞められないなら、死なないと辞められんじゃないか? 病気で辞任を余儀なくされた安倍首相に、無責任だ…等の声が大きかったが、男だったら死ぬか、倒れるまで、首相やれってことなのだろうか?
そもそも、テレビの受け売りコメントしか出来ず、投票所には、人口の半分も行かない。
構造改革、郵貯民営化には大賛成したのに、疲弊した地方のためにばら撒き景気対策を求め、トラディショナルな何でも反対野党である、小沢民主党を支持する。
卒業式の国歌斉唱、日の丸には大反対なのに、オリンピックの日の丸・君が代には、大声援。日本人のマジョリティは、本当に、何かを批判する資格を持ちえているのか?
さて、自民党次期総裁だが、麻生太郎氏で決まり…という声が高い。
世論調査などでも、「首相に相応しい人」という問いに、23%の人が麻生氏と回答している。また、自民党各都道府県連幹事長へのアンケートでも、9割以上が麻生太郎氏が、次期総裁に適任と答えている。
まさに、国民的人気というべきだが、俺の首は、激しくはてなに曲がっている。麻生太郎という人物のことを、我々は、どれだけ知っているというのか?
皇族の姻戚で、吉田茂の孫で、大久保利通の家系で、九州の炭鉱財閥の息子で、射撃のオリンピック選手。漫画オタクで、秋葉原で人気があって、喋りが面白くて、明るい。時々2ちゃんねるに書き込みをしている…らしい。クラスの人気投票なら、票を集めるかもしれない。でも、生徒会長は無理なタイプだろう。
今回選ぶのは、クラスの人気者ではなくて、次期首相だ。明るくて、面白い等という理由で選ぶわけには、いかんでしょう。個性的であることは、良くわかるが、如何なる政治信条に基づき、どういう実績を上げてきたかは、さっぱり我々一般大衆には、わかってない…のでは,恐らく。国際漫画賞とかを設立した以外の功績を俺は知らない。
過去の発言をみても、
「シャロン首相の容態が極めて悪く、会議途中でそのままお葬式になると意味がないので延期ということになった」(2006年1月9日、福岡県飯塚市で開いた集会で、シドニーで予定されていた日米豪閣僚級安全保障対話が延期されたことに関連し)「金正日に感謝しないといけないな」(2006年7月8日に広島市内で行なった講演で、北朝鮮がミサイルを撃ち、主要国が重大な関心を持ったことについて)
「中国が(参拝を中断しろと)言えば言うほど行かざるを得ない」とし、「これはたばこを吸うなと言うと吸いたくなるのと同じだ」と述べた。 (靖国参拝について)
「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」(2007年7月19日、富山県高岡市内で講演会において、国内外の米価を比較する例えとして)。「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」(その翌日の講演で)
「日本の農産物に付加価値がついた」「(日本の)農産物、高いけど、うまい、きれい、加えて安全、3つきたんじゃないの? 農協は中国に感謝しないといけない。ものすごく付加価値がついた」(2008年2月、中国製ギョーザによる中毒問題に関連し熊本市での講演で、)
「民主党も政権を取るつもりがあるのか。しっかりしてもらわないと(いけない)」と同党を批判した上で、「ナチス・ドイツも『1回(政権運営を)やらせろ』と言ってああなったこともある」(2008年8月4日、福田改造内閣組閣後に江田五月参議院議長と会談した際、)
唖然とする。
これまで、何度も問題になっているが、懲りずに次々暴言を吐く。「俺は生まれついての金持ちなので、皆に嫌われる」とか、選挙演説で、「下々の皆様」と選挙民に呼びかけてしまうメンタリティって。おまけに、腹心(選挙対策委員長)が、自称「アルカイダの友達の友達」であるあの鳩山邦夫氏というのは…。
人々が、麻生太郎を支持する理由は、一体全体何? 俺には、全く、トホホな感じにしか見えないのだが…。そのあたり、どんなもんでしょうか?

