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Moon River and Me  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

先日、誕生日を迎えて何と46歳になってしまった。

別に努力したわけでも、望んだわけでもなく46歳だ。自分の想像範囲を、完全に超えた年齢になってしまい、一体これから私はどうなるんざんしょ?と、軽く眩暈がする。

娘から、CDをプレゼントされた。手嶌葵の「ROSE」というアルバムで、彼女がお気に入りの映画主題歌をカバーしている。The Rose, Calling You, Raindrops Keep Fallin’ On My Head など名曲揃いなのだが、俺は、Moon Riverを、アホみたいに何度も繰り返して聴いている。

この曲は、ご存知のとおり、オードリー・ヘップバーン主演「ティファニーで朝食を」の主題歌で、劇中ヘップバーンが、ギターを弾きながら歌っている。
俺が、まだ小学生低学年の頃、土曜日の夕方に放送される「アンディウィリアムショー」という番組を何故かかかさず観ていて、この番組のテーマ曲が、アンディの歌うMoon Riverだった。

CDをもらったのが、既に午前1時くらいだったので、小さな音で流しながら仕事をしていた。二曲目に、かかったのがこのMoon Riverで、出だしの「ム~ンリ~バ~…」のところで、もう駄目。手嶌葵の透き通った声が、胸にじわっと広がっていく。過去の色々な事象と感情がない交ぜになって押し寄せてくる。もう涙が止まりません。手嶌葵の声って、凄いなあ、いきなり心の深いところに、入ってくる。

で、Moon Riverだが、俺は小さい頃から、天の川みたいなものではないかと思っていた。また、歌自体も、ラブソングに違いないとふんでいたのだが、実際今回歌詞カードをじっくりみて、これが全くの誤解であったことに、気付いた。何と40年近く、俺は間違った解釈を(根拠も無く)していたということになる。

簡単に訳すと

ムーンリバーは、一マイル以上もある河
僕は、いつか、この河を堂々と越えていく
夢を与えてくれたのも、壊したのもこの河
お前が何処へ流れて行こうが、僕はついてゆく
僕らは、世界を流離う漂流者
虹の彼方を追いかけてゆく
あの端のあたりで、求めるものに遭えるかも知れない
ムーンリバーと僕は、幼馴染の冒険仲間さ

ムーンリバーは実際に存在する河で、作詞したJ.Mercerの実家の裏にあるらしい。恋の歌ではなくて、幼い頃より、嬉しいとき、哀しいとき、悩んでいるときに、見つめていた故郷の河を思い出し、人生と重ね合わせた曲だった。

河は、どこまでも流れてゆく、時も同じように流れてゆく。どちらも、何処に流れ着くのかは、よくわからない。何かがあると信じて、どこまでも追いかけていくしかない…。46年も生きているのに、何にも分からないしなあ…などと、少し感慨にふけるのであった。

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