Prisoner Of Love
親戚の娘さんが結婚するニュースが届いた日、CDを買った。
人間は、社会的動物なので、色々なキャップを被っている。社長だったり、父親だったり、母親だったり、テニスクラブのメンバーだったり、東大卒だったり…。
そういう虚飾(と言っていいかわからないが)を、全て取り去ったときに、どんな感情が残るのだろう。
愛すべき誰かに傍にいて欲しい…独りになりたくない…100%受け入れて欲しい。口に出して言うのは、とても恥ずかしくて出来ない気持だけではないか?
宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」を聴きながら、そんな風に思う。
最初のフレーズだけで、心が鷲掴みされる。 I am a prisoner of love. Stay with meが、何度も何度もリフレインされる。その度に、泣きたいような、哀しいような、締め付けられるような、苦しいような、快ちよいような、不思議な電流が体に走る。
こんな深い場所に、25歳で到達してしまった宇多田ヒカルは、これから何処へ行こうとするのだろう?

