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闘病日記  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

オーバーワークのせいか、疲労がずっしり蓄積する。何とか、ここ数週間やり過ごしていたが、先週の金曜日朝、目を覚ました時に、体調がボトムであることを痛感。体はだるい、熱っぽい、肩はこる。寝床から、中々立ち上がれない。

その日は、何とか出社したものの、土曜日、日曜日…と、状況は、どんどんどんどんどんどん悪化していき、今週は、月、火、水と会社を休む羽目に陥ってしまった。

熱の高さには、閉口した。 ピーク時には、39度くらいまで熱が上がり、平熱が35度ちょっとしかない俺は、数値をみただけでヘロヘロになってしまった。

寝てばかりいるため、70数KGの体重の圧力を、受け続けている背中は、摩擦で、軽く腫れてしまった。

のどが痛くて、咳が止まらない。咳をすると、頭にガッツ~ン響いて、とても痛い。体全体が、だるいし。薬を飲んでいると、胃が荒れたのか、食欲も、減退していく。

発熱、頭痛、倦怠、床ずれ、咳、食欲減退…などが、俺を苦しめ、苛み続けた、ここ数日間であった。

病気で苦しい時にでも、泣き言を言わず、平然としている立派な人もいる。癌の痛みを激しく感じていたに違いないけれど、家族には、最期まで決して辛そうなところをみせなかった…というような、美談をこれまで何度かきいたことがある。

そういう話を聞くたびに、「俺には、全然無理」って、備長炭に火を熾すのであった。

俺は、自慢ではないが、物理的苦痛には、滅法弱い。物理的苦痛そのもの…のみならず、苦痛が起こるかもしれない恐怖に対する、耐性が、殆ど欠如している。

以前歯を抜くとき、抜歯痛の恐怖に耐えられなくなり、笑気ガスを使っていただいた。
また、急に歯が痛くなり、診察時に起こるかもしれない更なる苦痛の想像だけで、心身喪失し、マーメイドに医院までついて来てもらったこともある。
同様な理由で、歯医者の治療から逃亡して、すでに2年。

実際のところ、ただの風邪なので、そんなに苦しくはない。実は、蓄積した疲労が押し寄せる時って、少し熱っぽくて、横になると、す~っと眠れて、案外気持ちいいと感じる時さえある。

では、あるが、「病魔に冒され(ただの風邪なのだが)、倒れてしまった俺」というムードに、あっさり、気持ちが折れてしまった(ようだ)。仰向けに、うつろな瞳で、天井を見つめ、苦しい息の下から、マーメイドに、「飲み物をいただけますか? 熱で頭が痛いのです。」などと訴え続ける…とっても、か細い声で。

体温の変化は、かなり細かく、感覚的にわかる。6度7分くらい、7度4分、9度行っちゃったよ…とか、大体わかる。でも、俺は、それを体温計で、数値として認識しないと気がすまないタイプなのだ。

熱がでているときは、1時間に数回は、計ってしまう。例えば、体温が39度であることを確認すると、いきなり瀕死の重病患者になるくらいに、精神的ショックを受ける。
そんなに、ショックをうけるのなら、体温を測らなければよいのだが、計測意欲を抑えることができず、測ってはダメージを受け、立ち直っては、測り…とかなりアンコントローラブルなのだ。

このように、苦しい闘病生活を経て、現在復活中だ。 木、金曜日は、何とか出社し、やっと週末にたどりついた。4~5日寝ている間に、季節は春になっていた。少しだけ肌寒い風に、春の香りがした。

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