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シー・シェパードって何?  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

シー・シェパードには驚いた。

海上保安庁によると3日、オーストラリア・メルボルン南南西の公海上で、シー・シェパードの所属船「ステープ・アーウィン号」(1000トン)が、日本の調査捕鯨船「日新丸」に対し、船橋後方甲板に酪酸入りの薬瓶と白色粉末状のものが入った茶色の紙包みを投げ込んだ。投げ込まれた酪酸が保安官2人、乗組員2人の計4人にかかり負傷。

報道では、「妨害活動」という表現を書いていたが、これは、乗組員負傷を狙った「攻撃」だ。

日新丸は、8000トン近い大きな船ではあるが、当然の如く、何の戦闘用機能を装備しているわけではない。公海上を、正式な許可を得て、調査捕鯨を行っている。何故、こんな一方的攻撃を受けなくてはならないのか?

シー・シェパードって、一体どういう集団なのだろうか?

彼らは、環境保護を訴える非営利環境団体。これまで違法行為を含む捕鯨阻止行動を繰り返している。これまで起こした事件を列挙すると…。

1980年 - 禁漁種の海賊捕鯨を行っていた独行型捕鯨船シエラ号をリスボン港で爆破。

1980年、マッコウクジラの捕獲一時停止に反対票をカナダの代表が投じたことで彼等を殺すと脅迫。

1983年 - カナダ警察が乗り込んだ際 舟のデッキの周りに電気ワイヤーをはりめぐらせた。

1986年 - フェロー諸島にてライフルを使用して捕鯨船のゴムボートを沈めようとし、フェロー諸島の警察にも発砲。また、三価リンを含む信号照明弾を警察に投げつけ、ガソリンを警察の船に散布、ガソリンに火が付くように信号照明弾を投げつけた。

1993年 - 日本の漁船に発砲を命じ、拳銃1発を発砲。

2003年 -和歌山県太地町のイルカ漁に用いる網を切断する。

2007年 - 捕鯨船「日新丸」に対して妨害行為を行った。

2008年 - 1月、調査捕鯨船「第2勇新丸」を酪酸ビンを投げ込むなどして襲撃した上、活動家二名が乗り込み、拘束される。 フレッシュアイウィキペディアより抜粋

爆破、脅迫、電気ワイヤー、ライフル発砲、網の切断、酪酸びんの投げ込み、器物破損、漁業妨害など、やっていることは、海賊以外の何物でもない。実際、彼らの船の中には、髑髏マークを掲げているものもある。

海上保安庁は、威力業務妨害と傷害容疑で捜査に着手し、立件を目指すとのこと。(驚くことに、初めてのケースらしい) また、町村長官は、同団体の船舶が直前に寄港していたオーストラリア政府に遺憾の意を表明し、船舶の旗国であるオランダ政府に対し、国内法に基づく処罰を行うよう申し入れる…と発言。

調査捕鯨に対する賛否はあるし、それはIWCで討議されるべきものである。どういう理念であれ、ロジックであれ、丸腰の船に攻撃をしかける無法行為が許されるはずもない。

それにしても、対応策は、調査、遺憾の意表明、申し入れ…しかないのか? 調査捕鯨船に攻撃を仕掛ける事に、何の躊躇もしない、罪を犯しているという認識もない海賊船に対して、「調査、遺憾の意表明、申し入れ」などの手段が有効かどうかは、極めて疑問だ。

公海上航行の自国船舶の安全を守る有効な手段を講じるのは、国家としての責任だ。テロリストと闘うのと同様に、エコテロリストにも厳しい態度で臨むべきだ。

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