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意表をつく出来事  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

ここ数週間で、意表をつかれたことを幾つか。

まずは、年金記録問題。
1997年に基礎年金番号が導入されたことに伴い、本来は公的年金加入者一人につき一つの記録に統合されるべきだったのに、統合されないままの記録が5000万残っていること。
未統合の影響だが、受給年齢である60~79歳の記録が1900万件は、確実に支給額に影響を与えている。また、生年月日が不明の記録も約30件あるらしく、このうちのある割合は、既に支給額に影響を与えていることになる。

社会保険庁の問題はこれだけではなく、未納分の保険料を過去にさかのぼってまとめて納付する「特例納付」の記録が社保庁に存在しないケースが多いことも判明。記録がなければ年金額にも反映しないので、特例納付は払い損ということになる。(2001年4月から2007年2月までの6年間で、受給者の申し立てにより年金額が変更されたケースが約22万件もある。)

これら、事実をまとめると、
・未統合 約5000万件
・そのうち受給年齢に達した人関連 1900万
・特例納付データが社会保険庁に残っていないケース多数
・2001年4月から2007年2月までの6年間で、年金額が受給者クレームで変更…22万件

政府は
1)社会保険庁の廃止・解体6分割案を断行
2)既に年金受給しているデータと正しい値とのチェック及び本人確認実施
3)5年超の過去分の支給漏れが時効で消滅しないように、特別立法化…を図ると言っている。

意表をつくのは、処理自体は粛々と公正に行われているのを疑うことなく、源泉徴収されていた年金への信頼性が、幻想であることが露呈したことだ。
未統合だったり、消えたりしたデータの多さとその生活にたいする重要度の大きさには、驚きを通り越して、国としての根幹が緩んでいることを感じる。

この未統合やデータ消失などは、どうして起こったのか?誰に責任があるのか?が、さっぱりわからない。ただ、推測できるのは、少なくとも、1997年基礎年金番号導入以来、長期間にわたって、行うべき処理が滞り、かつその問題を認識し対策をたて実施するという機能は動かなかった(もしくは、元々そういう機能が無いか、極めて弱い)…ということ。

また、特別納付データについて言えば、「多数存在」ということだけで、件数すらわからない…とすると、1997年以前から、体制的に問題があったのかもしれない。

「機能」「体制」と書くと、あたかも機械の故障や不具合のような無機質な印象となるが、実際には、この事象を引き起こしたリーダーと、実際に結果としてサボタージュを行ったメンバー…という人間の問題だ。「社会保険庁の廃止・解体6分割案を断行」は、いいが、まずは、この人間の問題を明確にし、罰するべきは罰するという毅然とした処置をとるべきと思う。でなければ、誰も納付などしなくなる。

もう一つ、意表をつかれたのは、「TSUBARU 4 -未来へー」という津軽三味線のCD。三味線といえば、芸者をあげて、♪金毘羅舟舟♪というイメージしかもっていない邦楽音痴の俺だが、本当にびっくり。三味線は、本当にかっこいい。もう、金毘羅舟舟なんて言っている場合ではない。エレキギター、ベース、シンセサイザーと絡んでも、圧勝。音が独特で、自己主張がやたら強い。破壊的なまでに美しく、衝撃的。

このブログも、音量マックスで聴きながら書いているが、津軽三味線は、弦楽器というより、打楽器と弦楽器の中間にあるような感じで、撥を叩きつける感じが妙に力強い。テンポが速く、音数がやたらに多い。(BGMには、かなり不向きだ。頭が、グゥアン、グゥアンする。因みに和太鼓もこうやって聴くと、腹にズドーンと響きます)
3曲目のHard Wiredが最もお気に入りなのだが、本当にロックしている感じ。

絶対にライブを観にいこうっと。

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