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最近のニュース:北方四島面積折半案は、必敗の奇策  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

交渉というのは、ビジネスの世界では、大なり小なり日常的に行われる。

俺の場合は、割と理詰めの交渉をする性質だが、苦手なパターンがある。それは理詰めでない相手。ロジックを戦わせる場合、論理の綻びというのが、決定的な突破口になったりするのだが、元々何を言っているかよくわからない相手は、論理的には初めから破綻をしているので、何の制約条件もない。言いたい放題だ。

そういう意味では、訳の分からない事を連続的に言える奴ほど、手強い相手はいないとも言える。実は、滅茶苦茶頭が切れるのに、臨機応変に時空を越えたロジックを展開できる~所謂「イワンの馬鹿」作戦を行える交渉相手は、本当に手に負えない。まあ、マジでイカレテイル奴は、違う意味において、手に負えないわけだが...。
対処方法は、自分が何が欲しいか明確に自分で分かっていて、それを得るためには、どこまで何を捨ててもいいのか、はっきり線を引き、その原則にスティックすることだと思う。

>【正論】青山学院大学教授・袴田茂樹 麻生外相の北方四島折半発言を問う 青山学院大学 袴田茂樹教授  ■国家主権の重み忘れた経営者的発想

 ≪面積で折半する解決案≫

 麻生外相が、衆議院の外務委員会で北方領土問題に関して、日露で面積を折半するケースに言及し、マスコミは「新たな解決案を示す」と報じた...

毎度、笑わせてくれる麻生氏であるが、今回は、いただけない。

ロシアの最近の領土問題に対する態度は極めて強硬。そんな中、共同開発論、3島返還、2島返還と、日本は、ハードルを下げ続けている。ネゴで失敗する典型的なパターンではないか。つまり、ロシアは北方領土をえさに、色々なアドバンテージを得ようとするが、その為の餌がドンドン小さくてもOKということ。交渉におけるリスクは、徐々に低減されていくのだ。

「面積折半」という奇策は、ロジックなきポーカーゲームを挑んでいる(そして成功し続けている)ロシアにとっては、チャンスボールだ。これで、もう一段の譲歩を引き出せると、ニヤニヤしているに違いない。

歴史的に正当な領土である北方四島返還をあくまで頑固に訴え続けるべきだ。そして目的達成のために、どこまで何を捨てて良いか戦略的なラインをひき死守すべし。

目先の小さな成果を得るために、ずるずると譲歩していては、結局何も得ることができない。「イワンの馬鹿作戦」に最も効果的なのは、原則を死守する愚直さだ。

それにしても、ロシアの「イワンの馬鹿作戦」というのは、チェーホフか!!

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コメント

男らしい意見だなあと関心しました。
ただ、ボクは、ハードルをさげたとしても麻生さんの姿勢は評価したいと思います。
アメリカが中国と「蜜月」になっている以上、日本の景気が回復するはずがない。
「逃げ出したアメリカ兵」にしがみつく他の政治家より「現実的」な作戦です。

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