イラクの反政府勢力
イラク問題は、既に泥沼化をしている。
報道によると、反政府勢力は、かなり潤沢な資金源をもっているらしい。
イラクのテロ組織、原油・身代金で年2億ドル…米紙 【ワシントン=坂元隆】ニューヨーク・タイムズ(電子版)が26日、同紙が入手した米政府の秘密報告書の内容として報じたところによると、イラクのテロ・反政府勢力は原油の密輸や拉致などの違法行為により年間7000万~2億ドルの資金を調達し、外国の支援などに頼らず自前の資金で活動を継続することが可能になっている。報告書はホワイトハウスが中心となり、中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)などの情報をもとに6月に作成された。テロ・反政府勢力が、米国のイラク進攻からしばらくは、サダム・フセイン旧政権の秘匿資金などで活動していたものの、その後、原油の横流しなど不正行為で年間2500万~1億ドル、拉致被害者からの身代金で年間約3600万ドルなど巨額の資金をかせぐようになったという。
報告書は、テロ・反政府勢力が余剰資金をイラク国外のテロ組織に流す可能性にまで言及している。
(2006年11月26日23時39分 読売新聞)
2億ドルということは、年間200億円以上。密輸や身代金ということなので、人件費以外は、殆ど原価がかからないとすれば(原油の横流しは、手数料をとるという感じであれば、粗利率は低いか?)かなりの資金を自由に使えるということになる。
また、テロ・反政府勢力というのは、小さな勢力があり、夫々が別個に活動しているという印象をもっていたが、この報道を読む限りでは、それらは、あたかも一つの会社のように、この金を循環させているように感じられる。情報と資金を、統一されたコントロール機能をもって、その末端成員まで流すことができる組織が存在するのであれば、イラク問題は更に悪化し、複雑化する可能性が強い。
ある種バーチャルな会社組織、もしくは国家ともいえる組織があるのにもかかわらず、リーダーの顔も、組織の全容も見えない。しかも、この組織が、米国を含めた西側諸国に対するテロを目的としており、命知らずの狂信的な成員を数多く、世界中に抱えるとすれば、こんな恐怖はない。
巨大なバーチャル組織(があるとすれば、それ)を可能にしているのは、間違いなくウェブの存在。金と情報とある規範に従う集団が国境を越えてウェブ上に存在する~想像上の話ではないのかもしれない。従来の戦争とは、別次元の戦い方が、テロとの対決には必要とされるのだろう。国土をもたない国家には、強力な軍事力も、全く無力なのだから。
If you like this, Please send 1 click to BlogRanking or Bloking. Thank you-☆


コメント
こうゆうデータを収集・報告できること自体が多分に胡散臭いように思えます。どうやって収集したのか?収集した先は?それが分かっているならそれを押さえるのも簡単なように思えますが。また発表(リーク)した目的は
?その辺がとっても気になりますね。
投稿者: マコ | 2006年11月29日 04:45