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フラガール  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

昼から本屋に行ってジパングの最新刊を買い、喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら読了。

その後、映画を観賞、幸せな気持ちで、帰宅して、暖かい夕食~ということで、いつになく、詰まったスケジュールの日曜だった。

ここのところ、映画を観ては、悪口ばかり書いているのだが、本日の「フラガール」は、素晴らしかった。

派手な道具立てがあるわけでもなく、スペクタルでもないが、人物をじっくりと描いている。この話は実話。普通、実話だとエピソードをこれでもかと詰め込んで消化不良になったりしがちだが、そんなことはなく、軸がぶれていない。2時間近くが、全く目が離せない。

また、フラダンスってこんなに華やかで、ハードな踊りなのかということにも、驚いた。

色々いい所(脇役がしまっているとか)があるのだが、この映画の魅力の一番は、何と言っても蒼井優。内に秘めたエネルギーや存在感が凄い。台詞がない場面で、目や表情で余白を表現できる。初めて、出演作品を観たが、圧倒的だった。

フラダンスをすることに反対をしていた母親の前で、フラダンスの練習をする場面。黙って見守る冨司純子とやはり無言で踊り続ける蒼井優の間に流れる時間のなんと濃密で雄弁なことか。

まあ、粗を探すとすると、寂びれて行く炭鉱町の、普通の一家の構成が、母:冨司純子、兄:豊川悦司、妹:蒼井優…。華がありすぎる…んじゃないかしら。

映画館は、半分くらい観客が入っていたが、同じシーンで泣き、同じシーンで笑い、最後には、とっても暖かい気持ちになって、映画館を足早に去っていくという感じだった。(目が腫れるくらい泣いてしまうので、恥ずかしくて足早の人が多い)

報道によると、アカデミー賞外国語作品の日本代表になったらしい。できれば、オスカーもとって欲しいし、その価値はあると思う。しかし…凄く繊細な情感を、丁寧に描いているこの作品を、外国人が理解できるかは、とても心配。

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