雑記;阪神、安倍晋三など
阪神負けちゃった。しかし、この一敗は、俺的には、全く織り込み済みなので、問題はない。
実際のところ、このまま最終戦まで、阪神が連勝したら16連勝になる。常識的には、そんなことはあり得ないので、どこかで一敗はしなくてはならない。それが、たまたま今日だったということ。残り6試合を6連勝し、中日は6勝5敗で終えるから、結局阪神が優勝というのが、俺のシナリオである。
さて、金曜日は、土日に仕事を残すまいと思うと大抵徹夜っぽくなるのだが、途中息抜きで、朝まで生テレビをみた。全部見ていないのだが、見た範囲でいうと、議論はこんな感じ。
1.新首相の所信演説、発言は、ごく常識的で、バランスのとれたものであるが、これは本気か?
2.新首相は、もともと過激でナショナリスティックな歴史観をもっているのではないか?
3.いつか、タカ派の牙を剥くのではないか
この討議の空気を(ロジカルではなく)エモーショナルに補強しているのが、彼が岸信介の孫であり、祖父を敬愛しているということ。(安倍氏の場合は、父側の祖父である安倍寛は軍部に対しても一歩も引かず、翼賛選挙でも非推薦を貫いて選挙戦に臨み勝利した、非軍国主義的で理想家肌の政治家だが、このことは誰も指摘しない。)
実際のところ、ここまで歴史観を云々され、かつ出自そのものが警戒心を抱かせた首相というのは、余りいないのではないか?例えば、同じ三世議員でも、小泉前首相の歴史観や祖父のことが問題になったことがあるか?
更に討議の異常なところは、「安倍は本当は、どう考えていて、何をやるつもりなのかが判らないが、とても心配だ」という話しに終始をしたことである。ある具体的な事象における首相がとるであろうアクションについて、議論をするのであればわかるが、歴史観という茫洋としてつかみどころのないものに、基づき「いつか爪をだす」のでは…と具体的ではないリスクを心配するという図式は異常としかいいようがない。
安倍危険論者は、「爪って具体的に何か?」という田原総一郎の質問に、「それはわからない」と答えるばかりだった。(実際には、北朝鮮問題にせよ、中韓の問題にせよ、教育基本法改正の話しにせよ、タカ派っぽい破壊的、暴力的オプションなど、余り現実的ではないし、参加者も思いつく事もできなかったわけだ)
最新号の「月刊現代」でも、保坂正康氏は「安倍史観の無知と傲慢」という、極めて批判的な論を載せているが、これも詳細省くが、非常に感情的で、的外れのような印象を個人的には受けた。(同じ雑誌に、佐藤優氏が「安倍外交に覚悟と正当性はあるか」という文を寄稿しており、偶然ではあるが、保坂氏の批判が的外れであることを冷静についている。)
史上最年少の首相、岸信介の孫で、アベシンの息子ということもあり、色々な関心を集めているわけだが、現状としては過剰にして不適切な反応が多すぎる。

