過去なんか、気にしてもしょうがない
先日、ある方と話しをしていて、ハッとする事を言われた。
「過去なんか、気にしてもしょうがない」
所謂トラウマ~過去、強い肉体的、精神的ショックを受けた事で、精神的に大きなダメージを受け、無意識下に抑圧され、長期間にわたり心の傷となる…という考えがある。
トラウマに関しては、今や一般語。成人の何分の一かは、メンタルケアが必要なレベルと言われており過去のトラウマにその原因を求める事も多い。
しかし、実際には、認識している過去とそれによりもたらされている心の傷は、各人間の仮想現実の中で産み出された虚構性を多く含んだものであることが多い。つまり、過去は、その人の記憶の中で創り変えられる。そして、単純化、省略、追加などが行われて、シンプルなストーリーになったりする。
「過去なんか、気にしてもしょうがない」~まあ当然じゃん…って言う話なのだが…
1)過去があって、現在があるのは、道理。
2)しかし、今認識している過去は、純粋に本当に起こったことではなく、自らの意識の中で、作り変えられた、(ある意味自分にとって都合のいい)記憶であるので、そこに拘泥しても意味が無い。
3)現在、未来に、全力を尽くすべき
…ってことが言いたかったのでしょう。(この人は、因みに医者です)
これまでトラウマ云々の話しを他の人から聞いた時に何度か違和感を感じた。何かTVドラマでこういうシーンみたような…という感覚。本人語る「私の歴史」には、本人の創作部分があることを無意識のうちに感じたのだろう。
「過去なんか、気にしてもしょうがない」って言うのは、当たり前の話だが、改めて他者から言われて、重要性を感じた。
1日24時間しかないのだから、タイムマネジメント上、過去に囚われている時間などないよね。

