2016年夏季五輪国内候補地は東京に
2016年夏季五輪国内候補地は東京に決定した。
報道によると、東京都のセールスポイントは
1.半径10キロ圏内に28競技中26競技の会場を配置する「世界一コンパクトな大会」を実現できる高度に発達した都市機能
2.国際的な知名度の高さと財政力
対する福岡は
1.「150万都市の挑戦」をコンセプトに、博多湾を囲むように三つの会場群を配置した綿密な計画
ということだが、結局競合であるサンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、リオデジャネイロなど他都市に勝つという観点から、東京都が選ばれたとのこと。
この選挙は、JOC役員25人、国内競技団体代表者30人の計55人の選定委員の投票で決定される。
この決定には、素朴な疑問を感じる。
・東京への一極集中を緩和し、地域への分散を図らなくてはならないという状況下で、日本にとって最も適した候補地が本当に東京なのか?
・実際のホストシティは何れかの都市がなるとしても、日韓ワールドカップのように、日本各地域での開催をするほうが、様々な地域への波及効果も大きいのではないか?
・「半径10キロ圏内に28競技中26競技の会場を配置」にすることに、何のメリットがあるのか?
道州制など議論に上がる背景としても、地方主権で行政を推進し、地域活性化を図るニーズが高いという状況がある。アピールしていたように「高度に発達した都市機能」をもつ東京で、オリンピックを開催しようという決定が、本当に10年後の日本を見つめた正しい判断だったのか?石原都知事のいうように、東京にとっていいことは、日本にとってもいい事かどうかは、大きなクエスチョンだと思う。

