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情報の切り口と興味の広がり  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

最近は、寝ても醒めても情報の新しい切り口や見せ方ということばかり考えている。

今、焦点はカテゴリー。図書館分類法をベースにした、ニュースサイトのカテゴリー分けに我々は慣れているし、非常に自然と情報を追うことができる。ただ、情報量が増し、社会構造も複雑化し、様々な領域が細分化、専門化し、更にそれらカテゴリーに相互の関連性があるとすると、「政治」「経済」「文化」といったわけでは不充分である。

弊社ニュースアグリゲーションサービスのように、政治を一階層とすると、第三、第四などの階層に細かく分かれていくということで、この複雑性、専門性に対応するというやり方も一つの解ではある。

しかし、人間の興味は上から下に真っ直ぐ流れていくわけではなく、横に流れることもあれば、ジグザグ、ジャンプなど多様な広がりをみせる。全国紙が優れているのは、見開き頁(特に3面、4面)で、読者が、自由にカテゴリーを軽々と跳び越して、色々な情報を得ることができる点だと思う。

つまり、色々な興味の広がりを促進するような様々なルートを提示する事が重要である。例えば、ソーシャルブックマークサービスで、マークした情報にユーザーがタグをつける行為。このタグは勿論、そのほかのユーザーに公開される。

他ユーザーがみるのは、幾つかの語句で構成された情報とその情報をみて想起された語句からならタグの組み合わせである。

タグ=A+B 情報=C+D+E+F+G+Hと仮定すると(A~Hは夫々語句)、タグ付けをしたユーザーは、軽重はあるものの、夫々の要素にも何らかの興味を喚起されているのであろうし、それをみた他ユーザーは、各要素単体、もしくは組み合わせで、色々な興味を喚起される可能性がある。

1)A~Hまでの、夫々の語句での検索結果
2)A+Bという構成のタグがつけられた情報群(「C+D+E+F+G」以外にもあるかもしれない)
3)Aが含まれるタグがついた情報群
4)Bが含まれるタグがついた情報群
5)「C+D+E+F+G」という情報の関連情報(C+DとかC+Eなんていうのもあるかもしれない)
6)「C+D+E+F+G」という情報にマークした人が、他にマークした情報

こういうタグ+情報の組み合わせは無数にある。この場合、マークそのものを情報の価値や話題度を示す単位と考えると、マーク数の多い順に並べるとというのも意味があるだろう。

勿論、タグは各人が任意に作成するので、適切なカテゴリーかどうかはわからない。また、タグを大量に並べられたところで、興味を喚起されるどころか、途方にくれるというもあるだろう。

タグ情報と伝統的な図書館分類法的アプローチと複合させると、更に「政治」コンテンツで、最も今日ブックマークをつけられた情報や、その関連情報など、わかりやすい形で興味を広げることが出来る。言い換えれば、個々のカテゴリー体系と伝統的・一般的なカテゴリー体系の融合により、新たな情報の切り口・表示方法を生む可能性を感じる。

つまり、これら複数カテゴリー体系で、各情報を構成要素に分解したり再構成したりして捉えていくことにより、人間の興味は様々な広がりをみせるのではないか...と思う。いやらしい言い方になるが、その興味の広がるパターンを多く提示できれば、クリック数が増え、PVが増し、広告売上につながるというわけであろう。

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