情報サービス構築メモ続き
昨日に続いて、メモ2だが、頭の整理とこれを読んでいる誰かが、有効なインプットをくれるのではないかと思いながら書いている。(皆様よろしく)
ニュースサイトの分類は、政治、社会、芸能、スポーツなど、どこもほとんど同じであり、所謂図書館分類法をその下敷きにしている。弊社のフレッシュアイNEWSWATCHというサービスもこの骨格を用いて6階層3800トピックにニュースとブログなど9万記事/日の新着情報を、9分更新で言語処理を行い分類している。
これは、これで凄いとおもうのだが、このあたりに常識の盲点があるような気がしている。つまり、9分間更新で3800トピックに分類するのは、情報提供者としての情報の整理方法であり、適切な表示方法ではないと思う。一旦、3800個の箱に、新着情報を分けて収納した後、ユーザーの情報ニーズに合わせて表示する方法は、もっと適切なものがあると思う。つまり、この分類された情報の再編集が必要と思うわけである。
また、ニュース=新着情報重要というのも、常識的な感覚であるが、情報種類によっては、過去情報が意味があるもの、時系列で並べて意味のあるもの、ブログと関連付けて意味があるものなど…必ずしも、新着が重要というわけでもない。
弊社ニュースサービスは一日9万記事あり、所謂既存媒体の記事はその中で2万記事あるのだが、Y!ニュースの2000~3000記事/日のほうが、よりボリューム感を感じるのは、徹底して記事をみせるという姿勢が濃厚であるからで、「分類」のほうに重きを置いている(意図したわけではなく、結果として)弊社サービスでは、トピックばかりが目立って、記事の圧倒的な量をアピールできていない。
どういう見せ方をするとユーザーにとって価値が高いか?というのが、最大の課題である。
例えば、新聞は見開きで、色々な記事を閲覧できる。新聞を開くまで、何も興味や、基礎知識があるわけではない情報がほとんどなのに、我知らず記事をチェックしていることが多々ある。様々な情報を俯瞰し、コンシャス&アンコンシャスなニーズを満足させていると言い換え可能か。(つまり、ウェブでいえば、沢山クリックしている状況)
また、記事本文を読むものが、何記事あるか?というと、大体は見出しをみるだけで終わるものが、ほとんどではないか?職業的な情報収集者でなければ、記事前文を数十記事/日読むことはない。(皆そんなに暇ではない)
Y!トピックスは、「これを読めば何が起こっているかわかる」という意味で、多くのユーザーの支持を受けている。最近1000トピックスをしげしげと眺めてみたが、記事の見出しをさらにコンパクトに、キャッチーにまとめているものが多い。この事実からも、多くの場合見出しがあれば充分…と推断する。
弊社は、法人向けニュースサービスを創業以来やっており、その経験から、より細分化したテーマで顧客の情報ニーズを満たし、更にユーザーニーズとしては、記事全文を把握することである…と認識しており、コンシューマー向けにも通用すると無意識に考えていたが、これはアプローチを誤っているのではないかと思う。
法人向けの商売に使う情報サービスと一般コンシューマー向けの情報サービスとは、その求められるものが、全然ちがうので、別の編集方法が必要であるというのが、ここ数日間考えた結論である。
まとめると
①6階層3800分類は、情報整理の方法であり、多様なメディアコンテンツをそれぞれ関係付ける方法である。適切な表示の方法は別にある。
②記事をより多くみせる。トピックをみせるのではない。
③記事表示は、多くの場合、見出しで充分
④バラエティにあふれる記事を、一覧でみせることもアンコンシャスな情報ニーズを満たすには重要
⑤新着情報を、より早く伝えることも重要だが、記事の内容によっては、時間軸を長くとったり、短くとったり、別コンテンツと関係性をもたせたほうが、いい領域がある。
①~⑤を原則として、ユーザーの情報取得パターンを考慮にいれて、どのように表示、ナビゲーションを図ることが、ユーザーの経験価値を極大化するのか~これが考察すべき課題と思われる。
行き当たりばったりに書いているうちに、かなりまとまってきました…こういうブログの使い方もありか?

