シラク大統領について
肉体的にも、精神的にも蓄積された疲れが、ドドド~~~~ットと来る感じです。微熱があって、体がだるくて、何をする気にもならないので、かなりの時間を布団の中で過ごしました。綾瀬はるかの「ピリオド」を30回は聴いて、その都度哀しくなっています。(失恋の歌なのよ)
シラク大統領、ショックで一時退席 EU臨時首脳会議 フランス人が国際会議で英語で話すなんて…(産経新聞) 【パリ=山口昌子】フランスのシラク大統領がブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)臨時首脳会議で、フランス人が英語を使ったことにショックを受けて一時、退出するハプニングがあった。二十三日夕、首脳陣を前にフランス人のセリエ欧州経営機関会長(仏版経団連MEDEFの前会長)が欧州の経済情勢を英語で話し始めた際、ショックを受けたシラク大統領がブルトン財務相とドストブラジ外相の二人を伴って一時退出した。
セリエ氏は大統領とはエリート校の国立行政学院(ENA)の同級生。同氏は「英語はビジネス用語だから」としきりに釈明したが、大統領は二十四日の会見で、「フランス人が(国際)会議で英語で説明することに強い衝撃を受けた」と告白。そのうえで、「明日の世界が、英語が唯一の言葉、すなわち唯一の文化という前提の上に築かれることはない」と述べ、英語支配を牽制(けんせい)した。
首脳の大半は出入りの激しい全体会議中の出来事であったため、「誰かがトイレに行っても注意を払わない」(メルケル独首相)などと幸か不幸か注目度は低かった。
EUでは公式文書は英仏独語の三カ国語を使用している。二〇〇四年には公式文書の62%がまず英語で発表され、仏語で最初に発表される文書は26%と英語の半分以下。一九九七年にはこの比率が45%対40%だったが、〇四年に中・東欧諸国が新規加盟し、英語使用の比重が増えた。
まず心情的には、シラク大統領の行動は良く分かるし、自国の言語対するプライドを、元首がもっていることについては、とても素晴らしいと思います。
英語=国際語、国際化=アメリカ化という図式は、あたかも自然な流れのように、常識化しつつあります。しかし、ちょっと待て、本当にそれでいいのか?という話です。英語が多くの人間に使われているのは、英国と米国の他国侵略の結果でしょう。つまりオリジンとしての、正当性はない。
言語としても、あんなに例外表現は多く、アルファベットと発音の一致しない言語が、「国際言語」として妥当なのかというと、絶対そんなことはない。
また、自国語か英語かという選択をしなくてはいけない場面というのは極めて少ない。つまり、国際会議などの機会でしょうから、そこで、殊更に英語を喋る必要はない~通訳を通せばいい…と思うのです。英語でコミュニケイトできる能力はは、必要ですが、使うかどうかは、別問題です。
日本には、「英語が喋れる=国際人⇒ポジティブな印象」という図式があるように感じるのですが、自国語にプライドをもち、きちんと喋れないのに、何が英語じゃ…と前々から思っていました。
流石にシラクは、大相撲のファンだけあって(関係ないけど、関空から大相撲観戦に駆けつけた後、首相とあったらしい)一本筋は通っているとおもうのでした。
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コメント
金田さん
ディールお疲れ様でした。そのうちお邪魔しますね。
大谷@インフォプラント
投稿者: 大谷 | 2006年03月26日 09:30
はじめまして。ちょっと、考えさせられました。
確かに、刺激の強いアメリカの文化が正しいわけじゃないですからね。
でも、日本の文化にも人間の本能を抑圧してしまうようなところがあるかもしれない。
それぞれの文化の良いところを吸収して、すべての人が心地よく過ごせるようになればいいですね。
投稿者: umo | 2006年03月27日 18:54
文化そのものは、残酷だった理屈に合わなかったりする風習、習慣も含むかもしれませんね。
英語⇒アメリカ化⇒国際化っていう感じが、無自覚、無批判に行われるような感じがして、気になります。
投稿者: 金田 | 2006年03月27日 23:21