パワポの小人たち
昔、工場の経理をやっていたとき、メンバーの性格によるものなのか、予算でも、決算でも、本社への提出期限ぎりぎりでクリアーをしていました。(時々、遅れることもありました)郵便では間に合わなくて、(メイルがない時代なので)新幹線に乗って本社に持参したこともあります。当然、色々言われるのですが、これも又メンバーの性格なのか、「うちは、ぎりぎり主義ですから」な~んて言って、毎回スリルに満ちた提出日を迎えていました。
ぎりぎり主義が、習性になってしまったわけでもないのですが、ここ数年、提案資料を、寝ずに仕上げなくてはいけない状況に、時々追い込まれてしまいます。しかし、必ず締め切りに間に合うのは不思議です。
何度か、提案書を作成しているうちに寝てしまったこともあるのですが、はっと気づいてみると、出来上がっているのには、我ながらびっくりします。この事象は、専門家の間では、「パワポの小人たち」と呼ばれています。
ご主人様が寝静まったところで、パワポの小人たちは、PCから出てきて作戦会議を開くのです。(大抵、小さな刷毛とインク壺を携帯していて、ご主人様の疲労度合が深いと、限られた色のインク壺しかもてないようです)それから、リーダーの指示で(彼も話の展開上、小人です)仕事開始です。彼の指示は的確ですが、余り部下の小人たちは言うことを聞く気がないようで、指示の声だけがやたら響きます。「文字を全部ボールドにするのはよせよ!」「何故タイトルが紫なんだ?」「画像で、内容がないのを誤魔化そうとするな!!」「真っ赤な矢印は目に痛いよ」…etc。構わず、小人達は、印象派のタッチで色とりどりの図やら矢印やら描きまくります。
突然、ご主人様の体が揺れ始めました。どうやら目を覚ましたようです。小人たちは、焦り始めます。「適当にやっつけろ」、「この前の提案資料をコピペするんだ」「提案先の名前は変えとけよ(この前、間違えただろ!!)」「今頃になってエクセルを開くな」「●X△☆αγ?」
今朝、僕がPCの前で、目を覚ますと、ホッチキスで止められた提案資料が数部、机の上に揃えておいてありました。 「パワポの小人たち」の奇跡の物語が、また一つ生まれたのでした。
春の訪れを感じさせる柔らかな朝日が、窓から射しこんでいます。めでたし、めでたし。
If you like this, Please send 1 click to BlogRanking or Bloking. Thank you-☆


コメント
寝ているうちに、小人がやってくれていると本当に助かりますね!
私のところにも来ないかなぁ。
投稿者: のが | 2006年02月11日 01:24
私も先日経験しました。が、私の小人は小さなフォントが好きな様で全部8ptになっていました。また、内容が薄いのを絵でごまかそうとすると、絵をプロレスの写真に入れ替えたりします。
投稿者: 兄貴 | 2006年02月11日 10:44
この1週間、ずーっとパワポで中期計画資料作り。全然うまくいかなくって。。どのくらい飼いならしたら、小人達が出てきてくれるのでしょうか。納期が迫りいよいよ切実です。(;_;)
投稿者: マコ | 2006年02月12日 19:20
パワポの小人は、そう簡単には出てきませんし、呼んでも知らん顔です。しかし、ここぞという時には、必ず登場します。
エクセルの小人は、夜は弱いので、使わない方が賢明です。必ず、変な演算式を入力するので、かえって悪い結果をもたらします。
投稿者: 金田 | 2006年02月17日 00:27