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終身雇用について(その2)  このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリー参照しているはてなブックマーク このエントリーをdel.icio.usに追加

昨日に引き続いて、終身雇用&年功序列スキームに関連し、組織と人の関係について書きたいと思います。
昔のファイルを、見ていたら、退職決意を上司に伝えた手紙の原稿を見つけました。そこでは、転職の理由として「終身雇用制度が、私のライフスタイルにそぐわない事に起因する」と言い放っており、生意気さかげんが、ちょっと凄いものがあります。
大企業には、所謂エライ人「~本部長」だったり「~取締役」だったり、がわんさか居るわけですが、僕には、最後まで「ただのオッサン」にしか見えなかったし、入社時に「平取くらいなら、今すぐやれます」な~んて恐ろしいことを言っていたらしいのですが、年をとるに従って確信になりつつありました。要は、会社で偉くなっても、あの程度かよ…という気持ちが、すごく強かったというわけです。(嫌われる若手社員の典型みたいですけど)
最終的に辞めて、現在に至るわけですが、今思うのは、以下のようなことです。
1)組織は、量的にも、質的にも成長しなくてはいけない。そして、より高度なスキルと複雑なミッションを要するポジション(つまりより知的で面白い仕事)を、従業員に提供しなくてはいけない。
2)組織は、部下の人のロールモデルになるような、魅力的な人材を輩出しなくてはいけない
3)能力の高い人間が責任あるポジションにつかなくてはいけないし、それに見合う報酬を得なければならない
4)従業員にとって、職場は、単に経済的ニーズを満たすためではなく、新しいスキルを得たり、人間を磨けたりする場~幸福になるためのツールでなければならない


最も幸福な組織とメンバーとの関係は、組織とメンバーの成長がシンクロし、常に刺激的な、成長できる機会を組織が提供し続け、その業務や待遇にメンバーが満足感を覚え、結果として継続的に勤務してしまったということだと思います。男女交際と,このあたりの機微は全く同じだと思います。

そういう意味では、常に会社は成長を続けなくてはいけません。勿論、人によっては、会社という存在が、丁度子供が成長して古い服が小さくなるように、新しいステージを必要とする場合もあるでしょう。その場合は、転職をしてもやむを得ないのかなあ…と思っております。

僕の目からみて、余りキャリアアップにならない場合は、退職を止めるように言いますが、そうでない場合は、基本的に去るものは追わず…ということをポリシーにしています。それは、上記のようなロジックに基づきますし、逆にNWでの活動を評価していただき、より高みに社員の方が駆け上がっていくのをみるのは嬉しい気もします。(困るんだけどね)

家族のものからは、そんな「やせ我慢」をしていると、優秀な社員が皆、他の会社に移ってしまうのではないか…という質問をされましたが、会社というところは、残ったメンバーや新しく入った人がまた成長していき重責を担っていく…運動体なので、時間軸をちょっと長めにとれば、ジグザグはありますが、また次の成長の転機となる…と思っています。

僕自身としては、弊社を、魅力的に成長させ、最高の仕事と最高の報酬を提供し、弊社のメンバーが「ずっと働きたいなあ」、他社の優秀な人材が、「ニューズウォッチに入りたいなあ」と思うような会社にするべく、努力をしていきたいと思います。まだまだ道は半ばじゃ。

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