故郷で営まれる堅実で確かな生き方について
帰郷してから、5日間が過ぎようとしています。都会で、生活していると、忘れがちな、静かで堅実な暮らしが、ここにはあります。
従兄弟は、市役所の衛生部に勤めています。三人の子供を持ち、生まれ育った場所に住み、中学校の剣道部のコーチをボランティアで行い、毎日ゴミの収集カーに乗って、一生懸命に働いています。休みの日には、父親や子供と釣りに行き、時々酒を飲み、親、親戚、友人、先輩、後輩にかこまれて、どっしり根をはるような生活をしています。
刺激的ではないかもしれない、そんなに経済的には恵まれてはいないかもしれない、仕事も辛いかもしれない…でも、家族を守り、地域に貢献し、地味だけど確かな何かを積み上げているようです。
恐らく、僕にも同様な生活を行う選択肢はあったはずですが、今では、本当に遠くまで来てしまったということを強く感じました。後悔はしていませんが、帰省してお酒を飲むと、寂しいような、悲しいような、独りぼっちのような、複雑な気持ちがします。
感傷的な気分は、東京に戻って働き始めると、直ぐ忘れてしまうのですが…
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