Last Man's Blues:一種の前向きな愚痴です
社長という役割を、5年間してきましたが、ひと言でいうと色々なことを耐える仕事なんだなあ…というのが実感です。
経理をやっていたときに、先輩に言われた言葉で「経理に来る伝票は、色々な矛盾や問題の結果だ」というのが、忘れられません。企業活動の中で行われる様々な意思決定の結果が、出金伝票として経理部門に流れてくる。それらの意思決定の中には誤ったものもあるし、矛盾に満ちたもの、妥協の産物などあるが、とにかく最下流工程である経理部門に流れてくる。経理の視点を経営に反映させ正しい意思決定に貢献すべし~とまあ、そんなことを言いたかったのだろうと思います。
今、最上流工程である社長というポジションでは、不条理なこと、不透明なこと、そんなこと言われても困るよ…ということが、次々と起こります。それらに、真正面から向き合い、分析して、適切と思われる意思決定をする、もしくは決定をしないという決定をする、攻撃をする、防御を固める…など多種多様な対応が必要です。しかも正解は誰も知らないという世界です。意思決定をすることに疲れを覚えるときは、ありますが、色々な人の話しを聴きながら、最終的には、誰にも相談することなく、独りで決めなくてはいけません。結果として、人に嫌われるようなことを決めることもありますし、周囲の理解を得られないこともあります。とてもハードボイルド!!
理屈では割り切れない&孤独な状況下、正気を保って耐える力とクールに決定する勇気~カミソリのような頭の切れより、多少頭が悪いけどナタのような強さをもつことが、マネジメントの最も重要な気質ではないかと思います。
やはり新入社員のとき、上司に「LAST MANになったつもりで仕事をしろ」と言われたことがあります。その当時は全く何のことかわかりませんでしたが、20年経過して「LAST MAN」の意味を噛みしめる毎日です。噛みしめすぎて、唇から血が出そうです。
「組織を守り、発展させる」意志を強く持ち、耐えて耐えて行くつもりです。以上,一見前向きなフォームをした愚痴でした。
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コメント
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投稿者: bacmsmnvgf | 2007年08月17日 18:04